創業1周年を迎えたレラテックは、共に働く仲間を探しています。レラテックで働く人はどんな人が向いているのか、また入社するとどんな仕事ができるのか。メンバーに風力業界やレラテックでの仕事について語ってもらいました。2回に分けてお届けするシリーズの後編です。(前編はこちら)

データサイエンティストが存分に活躍できる「解析・シミュレーション」

――レラテックが特に求めている職種は何ですか?

見﨑 技術職の募集をしていますが、特に挙げるなら、解析・シミュレーション分野の研究開発者です。風況調査や地球環境に興味がある、データサイエンティストがレラテックに来てくれたら嬉しいですね。

解析やシミュレーションといっても、求められる力は分野によって全く違うと思いますが、風況調査ではかなり幅広い、さまざまな解析手法を使います。機械学習やAIの技術や知識も活かせますし、流体力学のようなクラシカルな学問も必要です。

現時点での決まった手法はあるのですが、風力業界全体がどんどんアップデートされていくため、それに対応して解析やシミュレーションも開発していく必要があります。研究開発要素がかなり強く、裁量も大きいので、自分で考えて作り出すのが好きな方や、これまでの経験を活かしたいという方に向いていると思います。

学術と産業の架け橋となる風況コンサルタント

小長谷 レラテックは風況調査を実施するとともに、コンサルタントとしての役割も担っています。風力発電は発電事業者だけでなく、風車メーカーや研究機関、自治体や国、法律関係の認証機関など、複数の研究分野やプレイヤーが関わる巨大な事業ですから、彼らをつなぐコンサルタントの果たす役割はとても大きいです。

特に洋上発電は事業規模が大きく、一千億円以上のお金が動きますので、単独プレイヤーのみの力だけでは実現できません。レラテックは気象の知識とICTの技術を活かして、各プレイヤーをつないでいます。

――コンサルティング業務における面白さにはどんな点がありますか?

 小長谷 これは人それぞれ違うと思いますが、私の場合は常に勉強し続けることに魅力を感じています。風力発電市場の変化は速く、今は最先端の技術も5年も経てば違うものになっていくことが予想されます。それに合わせて、私たちもアップデートし続けていかないと、最善の解決策を提案することができないのです。勉強し、実践し、その経験が自分の中に蓄積して財産になる。そうやって自分自身や会社を成長させていけることが、最大の面白さだと感じています。

――この仕事はどんな人が向いていますか?

小長谷 コンサルタントは技術開発のみでなく、顧客のニーズを汲み取ったり、人と人をつないだりするコミュニケーションが基本になります。そのため、技術とコミュニケーションを両立できる人が向いていると感じます。国内だけでなく、海外のクライアントともやりとりをするので、英語スキルをもっている方も活躍していただけると思います。

社員が能力を最大限に発揮できる自由な社風

――会社の雰囲気はどんな感じでしょうか。

高松 それぞれの生活スタイルや業務内容に応じて、多様な働き方をしています。ほとんど会社にいる人もいれば、在宅と出社の両方を組み合わせている人もいます。実はわたしは出社したことが一度もなく、ずっと在宅で仕事をしています。

見﨑 解析・シミュレーション業務もパソコンがあれば仕事ができるので、在宅勤務が可能ですね。僕の働き方としては、午前中は自宅で仕事をして、午後から出社することが多いです。あるいは、丸一日在宅というときもあります。久しぶりに出社すると、デスクの上にメンバーが出張先で買ってきたお土産がたまっていたりします。定期的なミーティングはオンラインで行いますが、出社したときには、たまたま一緒になったメンバーと雑談ベースで業務上の気になる点を話したりしますね。

――自由でフラットな感じがします。

小長谷 そうですね。基本的にフラットな関係で互いに意見を交わしやすい環境でありたいと思っていますし、実際にそうなっていると思います。特に技術的なところに関しては、それぞれ得意分野がありますので、各自がリードしながら進めていく形が多いですね。

見﨑 創業メンバーだからという側面もありますが、仕事の裁量が非常に大きいと感じています。働き方も自分自身でコントロールできます。プロジェクトに対して各自が持つ専門性を発揮して、高いパフォーマンスを出せる環境を目指していたら今の形になりましたね。

小長谷 創業してまだ1年の会社ですから、みんなで相談しながら会社の体制や仕組みを変えていくこともできます。各社員がレラテックをつくっていくイメージです。副業は原則大丈夫ですし、やりたいことを自分で探して主体的に動ける人が合っていると思います。

――最後に応募者へのメッセージをお願いします。

小長谷 レラテックのミッションは「気象×ICTでエネルギーと社会の未来を設計する」。現在は風力発電事業に取り組んでいますが、気象×ICTでできることは他にもあります。たとえば、農業や漁業領域などにも携わってみたいねとメンバーで話したりもしています。将来的に取り組みたい事業なども含めて、一緒に見つけていける人が来てくれると嬉しいです。

(構成/寒竹泉美 編集/佐々木久枝)

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