小長谷 瑞木
これまでの経歴
- 筑波大学大学院(気象学・気候学分野)を卒業後、11年間 環境コンサルタントにて、主に再生可能エネルギーに関するコンサルティング業務に従事。
- 2016年から社会人学生として神戸大学大学院博士課程に在籍し、洋上風況調査に関する研究を実施。
- 在職中並びに在学中に得た技術及び人脈を活かして、風力発電のための風況調査に特化した神戸大学発ベンチャー企業「レラテック㈱」を2020年に設立し、代表を務める。
- 2024年より国内初の試験サイトを運営する(一社)むつ小川原海洋気象観測センターの理事を兼任。
レラテックでのビジョン・目指すこと
レラテックの「100年先も住みたい地球(まち)をつくる」というビジョンのもと、私たちの事業を通して持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。ここでの「社会」とは、“グローバル”と“ローカル”の両輪で成り立つものであり、私たちが注力する風力発電、特にこれからの発展が期待される浮体式洋上風力も、その一環です。 再生可能エネルギーは、世界が取り組むべき気候変動の緩和対策の1つであり、日本国内でも純国産エネルギーとしてエネルギー政策に寄与するものと信じています。また、港湾利用や国内サプライチェーンの発展を通じて地域活性化に貢献し、関連する研究施設やデータが新たな研究開発や学生の教育に活用されることを目指しています。 私たちができることは小さな一歩かもしれませんが、未来を生きる人々の笑顔が増えるよう、心を込めて取り組んでいます。