筑波大学大学院(気象学・気候学分野)を卒業後、10年間 環境コンサルタントにて、主に再生可能エネルギーに関するコンサルティング業務に従事。2016年から神戸大学大学院博士課程に在籍し、洋上風況調査に関する研究を実施中。上記の在職中並びに在学中に得た技術及び人脈を活かして風力発電のための風況調査に特化したコンサルティング事業を行うために設立した、神戸大学発ベンチャー企業「レラテック㈱」において代表取締役を務める。
経歴
2010 | 筑波大学大学院 修士(環境科学) |
2010~2014 | イー・アンド・イー ソリューションズ㈱ 研究員 |
2014~2021 | 同上 主席研究員 |
2016~ | 神戸大学大学院 博士後期課程(社会人) |
2021~ | 神戸大学 学術研究員 |
2021~ | レラテック㈱ |
主な業務経験
- NEDO「着床式洋上ウィンドファーム開発支援事業(洋上風況調査手法の確立)」主要研究員・主担当
- NEDO「洋上風力発電技術研究開発(洋上風況観測システム実証研究)」
- NEDO「次世代風力発電技術研究開発/風車音低減対策」
- 環境省「浮体式洋上風力発電実証事業」副担当
- 「洋上風力に関するゾーニング手法検討業務」主担当
- 風力発電・太陽光発電プロジェクト・ファイナンス用デューデリジェンス コンサルティング業務(金融機関)に多数従事
- 風力発電における風況調査・発電量推定調査(地方自治体、民間会社等)に多数従事
- 風力発電における極値風速・乱流強度推定業務に多数従事
主な研究発表等
- 小長谷瑞木, 大澤輝夫, 井上鷹也, 川本和宏, 水戸俊成, 加藤秀樹.嶋田進,むつ小川原サイトにおける風況に関する既往観測結果の解析,第42回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2020, pp.120-123.
- 小長谷瑞木, 大澤輝夫, 井上鷹矢, 水戸俊成, 加藤秀樹, 川本和宏, 温度分布に起因する近海域における洋上風況の形成とWRF推定値の誤差に関する考察.第41回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2019, pp. 82-85.
- 小長谷瑞木, 大澤輝夫, 水戸俊成, 加藤秀樹, 井上鷹矢, 川本和宏, 渡邊幸人, 複数の風況シミュレーションを用いた近海域における洋上風況推定値の比較. 第40回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2018, pp.179-182.
- Mizuki Konagaya, Teruo Ohsawa, Toshinari Mito, Hideki Kato, Takeshi Misaki, A study on how to estimate offshore wind condition using onshore observation data and numerical simulation, Proceedings of GRE2018, 2018, P-We-29, 4.
- 小長谷瑞木, 根本潤哉, 海域の風況をどのように調査するのか?-洋上風力発電の事業性を検討するために, 「産業と環境」2015年2月号.
- Mizuki Konagaya, Maki Takahashi, Hideki Kato, Etsuro Inui, Shinichi Sugioka, Yoku Takatsu, Vertical Flow Simulations Using the Mesoscale Model to Assess Impacts on Soaring Birds around Offshore Wind Turbines. Journal of the Japan Institute of Energy, 2016, 95, 156-161.
- 小長谷瑞木,加藤秀樹,高橋牧,今井大蔵,杉岡伸一,高津翼, 浮体式洋上風況タワーにおける観測結果およびその動揺補正手法の検討. 第37回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2015, pp. 165-168.
- 小長谷瑞木, 地球温暖化緩和対策における温泉源を利用した地熱発電の可能性, 三菱UFJリサーチ&コンサルティング 季刊 政策・経営研究 2007, Vol.4.