シミュレーション事業


概要

風況調査においては、開発サイトにおける点的な風況観測を補うように面的な風況情報を取得する方法として、さまざまな 数値計算モデルによるシミュレーション手法が開発されています。シミュレーション事業では、開発サイトの複合的な条件を考慮してモデルを選択・併用し、最適なソリューションをご提案いたします。

セールスポイント

  1. 線形モデル・CFDモデル:線形モデルは現場観測値と線形理論を組み合わせたモデルであり、平坦地形の多い欧州で主に採用されてきました。一方でCFD(数値流体力学)モデルは、物理的な構造物周りの気流解析用に開発され、複雑地形でのシミュレーションを得意としています。どちらのモデルも主にマイクロスケール(2km未満の空間スケー ル)を対象とし、風況観測データを入力値とする必要があります。開発サイト周辺の地形の特徴に応じてモデルを選択し、高解像度のシミュレーションを実施いたします。
  2. メソ気象モデル:メソ気象モデルはメソスケール(2〜2000km程度の空間スケール)の気象現象を解くことが可能なモデルです。入力データは気象機関等が配信する客観解析値です。熱力学的な要因に支配される海上風を対象としたシミュレーションに適していることから、これまでに数多くの国内外の洋上風力開発プロジェクトに利用されています。弊社では、数多くの実務経験や研究実績に基づいた、高精度な洋上風況シミュレーションを実現いたします。
  3. 観測値-メソ気象モデル:最新の研究成果に基づき、観測データを用いてメソ気象モデルによる洋上風況シミュレーションを補正するデータ同化手法により、メソ気象モデル単独よりも高精度なシミュレーションを試みます。