水戸 俊成


水戸俊成 写真

東京都立大学(旧首都大学東京)の地理環境科学分野を専攻し、地理学(人文、植生、気候、地形地質、水文等)の知識をベースとして、それらの解析のための地理情報学(GIS等)や気象シミュレーション等を習得、修了した。修了後は、約7年間環境コンサルタントにて、主に再生可能エネルギーに関するコンサルティング業務に従事。業務では風力発電開発のためのライダーをはじめとした豊富な風況観測・解析業務を行い、ライダーに関した研究も複数実施している。

経歴

  • 2014:東京都立大学大学院(旧 首都大学東京大学院) 修士(理学)
  • 2014~2018:イー・アンド・イー ソリューションズ㈱ 研究員
  • 2019~2021:同上 主席研究員
  • 2021~:レラテック㈱
  • 2021~:神戸大学 学術研究員 

主な業務経験

  • NEDO「着床式洋上ウィンドファーム開発支援事業(洋上風況調査手法の確立)」
  • 「洋上風力に関するゾーニング手法検討業務」GIS担当
  • 環境省モデル地区整備事業 GIS担当
  • 風力発電・太陽光発電プロジェクト・ファイナンス用デューデリジェンス コンサルティング業務(金融機関)に多数従事
  • 風力発電における風況調査・発電量推定調査(地方自治体、民間会社等)に多数従事
  • 風力発電における極値風速・乱流強度推定業務に多数従事
  • バイオマス発電における各都道府県における賦存量調査(GIS)
  • 東南アジア某国を対象とした小水力発電の賦存量調査(GIS)

主な研究発表等

  • 嶋田進, 大澤輝夫, 小垣哲也, 小長谷瑞木, 水戸俊成, 高祖研一, 荒木龍蔵, ライダー及びWRFの短期MCPによる年間洋上風況推定, 第42回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2020, pp.112-115.
  • 嶋田進, 小垣哲也, 荒木龍蔵, 上田裕洋, 名川広志, 小長谷瑞木, 水戸俊成, 大澤輝夫, 第42回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2020, pp.116-119.
  • 水戸俊成, 小長谷瑞木, 加藤秀樹, 嶋田進, 田中久則, 無電源地域や複雑地形におけるドップラーライダーを用いた風況観測の実績と課題, 第41回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2019, pp.199-202.
  • 水戸俊成, 小長谷瑞木, 加藤秀樹, 平坦地形における鉛直照射型ドップラーライダーを用いた風況観測の精度に関する考察事例の紹介, 日本風力エネルギー学会誌, 2019, No.43, Vol.2, pp.193-196.
  • 水戸俊成, 小長谷瑞木, 加藤秀樹, 大澤輝夫, 辻拓未, 嶋田進, 鉛直照射型ドップラーライダーを用いた風況観測の精度に関する考察, 第40回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2018, pp. 191-194.
  • 水戸俊成, 加藤秀樹, 小長谷瑞木, 松岡悠太, 複数の鉛直型ドップラーライダーの特性と観測タワーの風況観測値との比較精度検証, 第38回風力エネルギー利用シンポジウム予稿集, 2016, pp.209-212.
  • 水戸俊成, 加藤秀樹, 小長谷瑞木, 松岡悠太, 複数の鉛直型ドップラーライダーの特性と観測タワーの風況観測値との比較精度検証,WWEC, 2016.